アップグレードしたバージョンもあります。
どうも日当たりが悪い我が家に、植物を育成するための環境を作りました。午前中のわずかな時間しか日が当たらないので、植物の徒長対策と実生の際の光量不足を補うのが目的です。
LEDライトを初めて買ったときは、もともと持っていたIKEAのスタンドライトを使用していました。植物も少なかったので、はじめのうちはそれで十分でしたが、植物が増えたこと・テーブルを変えたことでLEDライトを増やしたいと思ったのがきっかけです。
- なるべくシンプルに
- 機能的
- 比較的簡単につくれる
賃貸なので、できることが限られますが上記3点にこだわって作ったつもりです。
構想段階でカフェのテーブルのように机の上にライトがあるイメージにしたいと思い、テーブルに挟めるようなクランプのパーツを色々検索しましたがなかなか良いものがみつからず結局テーブルの上に立てることにしました。
材料
ホームセンターとAmazonで購入しました。
- 塩ビパイプ
- TSチーズ×2
- TSエルボ×2
- ライティングダクトレール
- ライティングレール用照明器具
- ダクトカバー
- ネジ
- ワッシャー
- 結束バンド
- アイアンペイント
- 塩ビパイプを切る道具(ノコギリ・パイプカッターなど)
- ペンキを塗る道具(刷毛・スポンジなど)
- ビニール手袋
- 接着剤(塩ビパイプを固定する用)
- 滑り止め(脚の部分を安定させる用)
塩ビパイプをカット
サイズを決める
テーブルの大きさ(横1本)と、ライトをセットした際の植物との距離で脚の長さ(縦2本)を決めます。
余ったパイプで、脚の支えになる部分(4本)を作ります。脚の支えになる部分は長めの方が安定します。
カットする
サイズを決めたら、ノコギリでカットしていきます。比較的簡単に切ることができますが、削りカスがすごいのでパイプカッターを買えばよかったと後悔しました。パイプカッターの方が切り口もキレイに仕上がるようです。
色を塗る
アイアンペイントでカットした塩ビパイプに色を塗っていきます。
ターナーアイアンペイントは塗るだけで鉄や金属のような質感が表現できるペンキです。今回はブラックを使用します。
塩ビパイプにも下地なしでそのまま塗れるので、とても便利です。
家にメイク用のスポンジがあったので、使用してみたところ刷毛で塗るよりも楽で塗りやすくてよかったです。
ムラをつけた方が質感が出ていい感じに仕上がります。アイアンペイントを一度全体に伸ばして塗った後、少し乾かしてから2度目はポンポンとペンキを乗せる感じで置いていきます。
塩ビパイプの印字もキレイに隠れます。
2度塗りして、乾燥した状態です。晴れた日だとすぐに乾きます。アイアンっぽくいい感じに仕上がりました。
組み立て
ダクトレールを取り付ける
ペンキがしっかり乾いたら、ライティングダクトレールをネジで固定します。位置を決めて、千枚通しなどでくぼみをつけておくとやりやすいです。
パイプをボンドで固定
全てのパーツを組み立て、ボンドで固定していきます。
脚の部分を安定させる為、下の部分に滑り止めを貼ります。
配線
電源のコードを結束バンドで固定します。
完成
照明器具とライト・ダクトカバーを取り付けて完成です。
植物には通気性も大切なので、ミニ扇風機も取り付けました。
脚の部分が少しグラグラするので、重石の代わりに脚の部分のパイプの中に砂かセメントを入れて蓋をしようかと考えています。
なかなか満足のいく仕上がりになりました。まだまだ改良が必要ですが、ひとまずはこれで様子をみることにします。