パキポディウム グラキリスの発根管理

パキポディウム グラキリス(Pachypodium rosulatum var. gracilius)の発根管理を2022年4月27日から始めました。トリステに続き2度目の発根管理です。トリステと基本は同じですが、グラキリスは夏型なので温度を上げることが成功の鍵となりそうです。温室で管理するのが一番良いのでしょうが、なかなか難しいので鉢内の温度を上げる方法でチャレンジしようと思います。

なるべく乾燥気味に管理した方が良いそうなので、水はけを良くするために少し土の配合も変えてみました。

あらすじ

購入場所

ヤフオクでベアルート株を落札しました。

パキポディウム グラキリスのベアルート株
パキポディウム グラキリスのベアルート株

薬浴の前に主根を新鮮な部分が出るまでカットするのですが、この株は主根が短くほとんどない状態でした。胴の部分までカットすると発根率がかなり下がるようなので、主根がしっかりある株を選んで購入した方が安全のようです。形が気に入ったので思わず落札してしまいました。初心者にはハードルが高すぎたか・・

発根管理の手順

STEP
主根をカットする

新鮮な部分が見えるまで主根をカットします。先ほども書いた通り今回の株は主根がほとんどない状態でしたので、なんとかきれいな断面がみえるまで、少しずつスライスするようなかんじでカットしました。黒い部分がありますが特に腐っているような匂いはしないのと、すでに胴の部分に達していたのでストップしました。(不安でしかない・・)

主根カット

根元の硫黄を洗い流すのを忘れていました。これは現地で殺菌などの目的で塗られているものです。
洗い流さずそのまま植え付けても問題ないようですが、カット面から溢れてきた水分と混ざって緑色になっています。

STEP
薬浴

オキシベロン(40倍希釈)にダコニール(殺菌剤)を1滴混ぜたものに、根の部分だけが浸かるように量を調整して浸します。長く浸しすぎると株の養分が流れ出てしまいよくないので、時間は約12時間としました。

オキシベロン浸け
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STEP
ルートンとダコニールを塗布

ルートンとダコニールを混ぜてペースト状にしたものをカット面と周辺に筆で塗っていきます。硫黄を洗い流していないので写真だとわかりづらいですが、どこから根がでるかわからないので、少し広めに塗っています。

薬浴後乾燥
ルートンとダコニールを塗布

薬剤が乾くまでしばらく置いておきます。夜に塗布したので次の日にはしっかり乾いていました。大体10時間程です。

STEP
植え付け

鉢を用意します。大きすぎると土が乾くまで時間がかかり良くないので、株より少しだけ大きいものを用意します。
土も水はけを考えて配合を変えてみました。硬質赤玉土と日向土、ゼオライトを混ぜたものを使用します。割合は赤玉土を5、日向土4、ゼオライト1です。使用する土が少ないのもありますが、水はけはすごく良い気がします。

植え付け
紐で固定

最後にぐらつかないように紐で株と鉢を固定します。麻紐がなかったのでビニール紐を使用しています。
最初の水やりは植え付けから1週間ほど開けてから行った方が良いという説もありますが、今回は植え付け直後に行いました。

管理方法

まだ夜になると寒い日があるので、室内で管理します。
鉢内の温度を上げるために、トリステの発根管理でも使用したレンズヒーターを鉢に巻いて管理します。水やりは2〜3日に1度、土が湿る程度で行っています。加えて、たまに霧吹きで水をあげてます。

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その後

2022/6/10

植え付けから44日経過。
発根の確認のために一度土から上げてみることにことにしました。この時点で4月に発根管理を開始した時と何の変化もありません。

パキポディウム グラキリスのベアルート株
44日経過。変化なし。

ガッカリしましたが特に腐っている様子もないので、気を取り直して1からやり直します。前回残しておいた小さな主根の跡を少しだけカッターでカットしました。カットした後は、少し乾かしてから、オキシベロンで薬浴〜ルートンとダコニールを塗布と手順1からやり直します。

パキポディウム グラキリスのベアルート株
少しだけカット
パキポディウム グラキリスのベアルート株
ルートンとダコニールを塗布

2022/9/1

やり直しから83日経過。
再びチェック。このターンでも発根は確認できませんでした。
1回目同様に株に変化なく、葉は出てきていたものの根に変化はありません。ヒョロヒョロの葉で、株の水分で伸びてきた感じかと思います。根はでないものの腐ったりはしていないので、ひとまず良しとしようと思います。

最終手段として水耕に切り替えます。

パキポディウム グラキリスのベアルート株
水耕に切り替え
パキポディウム グラキリスのベアルート株
発根管理127日経過

グラスに水とメネデールを入れて、少しだけ根が浸かるようにしています。株に跡がつかないようにグラスと株の間にスポンジを挟みました。水は1週間に1度交換し、その間に蒸発し少なくなったら継ぎ足しを行います。
5日程で最初の根が出てきました。

2022/9/23

根が枝分かれしてだいぶ伸びてきました。カットしたところとは関係ないところから伸びている気がします。

パキポディウム グラキリスのベアルート株
水耕開始から22日経過
パキポディウム グラキリスのベアルート株
発根管理149日経過

土に植え替えます。
今回は川砂を使用してみます。根が結構伸びているので、チェックをする際にサラサラの川砂の方が根を傷つけずにすむかと思い園芸店で購入しました。根が安定したら、通常の土に植え替える予定です。

パキポディウム グラキリスのベアルート株
川砂に植え替え
パキポディウム グラキリスのベアルート株
発根管理149日経過

根に体力を使って欲しいので、この段階でヒョロヒョロの葉はカットしました。レンズヒーターで温め様子をみています。
水やりは、砂が乾いたのを確認し数日おきに霧吹きで行っています。これで安定してくれるといいのですが・・

2022/10/20

土から出して根のチェック。
ベコベコにヘコんでいました。もうダメか・・・水耕で出た根なので、土に植え替えて適応できなかったからだとは思いますが新しい根が生えている様子もないので、これからどうすれば良いのか。水やりの量が少なかったのも失敗の原因かと思います。わずかな望みをかけて、水耕に戻して様子をみようと思います。

パキポディウム グラキリスのベアルート株
根も枯れました
パキポディウム グラキリスのベアルート株
発根管理176日経過
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