アデニウム・オベスムの実生記録(2021年8月〜更新中)

アデニウム・オベスム(Adenium obesum)の種を2021年8月16日にまきました。初めて多肉植物の実生にチャレンジした記録です。

アデニウム・オベスムの種を蒔いてから
984日)経過中です。

「アデニウム・オベスム」は夏型の植物で、3月中旬から10月が生育期です。生育適温は20~25℃。
発芽適温は20~35℃。

多肉植物の実生にチャレンジしてからまだ日が浅いですが、この頃は発根するまでタッパーで管理する方法をとっていました。アデニウムのあとには、パキポディウムとアガベも同じ方法で行いましたが温度や光に関する知識が乏しいせいか発芽率がとても低く、最近は直接土に蒔くようにしました。なお現在も、手探りでチャレンジしては失敗をしていますが、土に蒔いた方が発芽率は良い気がしています。

あらすじ

種の購入場所

種はメルカリにて購入しました。数量:10個
おまけで全部で11個入っていました。

前準備

ダコニールとメネデールにつける

紙コップに水とダコニールを数滴入れて混ぜ、種を1時間程浸しました。
その後、メネデール(植物活力素)希釈液に種を移し、1日浸して準備完了です。1日経過すると全ての種が沈みました。

タッパーの準備

蓋付きのタッパーとキッチンペーパーを用意します。タッパーにキッチンペーパーを敷き、タネを浸しておいたメネデール液にダコニールを1滴入れ混ぜた物をキッチンペーパーがひたひたになるまでいれます。
その上に種を並べて置いていきます。上から1枚キッチンペーパーを乗せタッパーの蓋をします。
あとは明るい窓際に置いて様子をみます。

土の準備

ひとまず家にあった観葉植物用の土を利用しました。電子レンジやお湯を使うなど、土の殺菌はしていません。
鉢はホームセンターで購入した、底面給水鉢を使用します。腰水の管理がしやすそうだと思い使用しましたが、高さがけっこうあるので、種まきにはもう少し低い鉢の方が土の節約にもなって良いと思います。

種まき用に100円ショップの電子レンジ用温野菜容器を使用されている方もいるみたいです。蓋付かつ2重構造で、腰水での管理できて使い勝手がよさそうです。

種まき

2021/8/20

8個の種から白い根が出てきたので、土にたっぷり水をかけ種を上に乗せました。
電子レンジやお湯を使うなど、土の殺菌はしていません。

6日後、根がでていない残り3個の種も土に乗せました。

腰水

これからしばらく腰水で管理します。メネデールとダコニールの希釈液を入れました。
置き場所は、午前中に数時間日があたる窓際の明るい半日陰です。

成長記録

2021/8/25

小さな双葉が出てきました。発芽率:6/11

2021/8/28

根が出ていない状態で土に乗せた種の1個が発芽しました。発芽しない種は根が溶けてる感じで、黒くなっていたので数日後に取り除きました。発芽率:7/11

2021/9/22

少しずつ成長しています。ぷっくりとして少しアデニウムっぽさが出てきました。
まだ腰水管理は継続中です。

植物用LEDライトの導入

日当たりが悪いので、植物用のLEDライトをamazonで購入しました。「LIGHT STAFF VA」
1日10時間ほど使用しています。効果の程はまだわかりませんが、お値段も比較的リーズナブルで見た目もかっこいいです。
照射範囲を調整できるのが便利で気に入っています。

2021/11/13

寒くなってきて、葉っぱが枯れてきました。まだまだ小さいので、冬が越せるか心配ですがこのまま様子をみます。
腰水はやめて数日おきに水やりをしています。

2021/12/9

11月中旬に水はけの良い多肉用の土に植え替えました。

置き場所移動

植物を置いている部屋には暖房等がなく、ここ数日の急激な気温の低下でアデニウムが低温による障害でダメになってしましました。急遽エアコンのある部屋に全ての植物を移動しましたが時すでに遅く、幹がブヨブヨになり2個腐ってしまいました。

残りの5個もあやしいですが、このまま様子を見ようと思います。温度管理の大切さが身に染みます。

2022/3/31

1つの鉢にまとめて植え替えました。サイズも少し大きくなりました。
寒さにやられてもうダメかと思っていましたが、濃い緑の葉もしっかり生えてきています。

アデニウム・オベスム実生227日経過
227日経過

これから暖かくなる季節なので、さらに大きくなってくれることを期待します。ヒョロヒョロのやつがもう少し太くなってくれるといいのですが・・形にそれぞれ個性があって成長が楽しみです。

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あらすじ