ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)の種を2022年1月30日にまきました。実生チャレンジの記録です。
「ベンガルボダイジュ」の生育期は4~10月で、生育適温は20~30℃。種蒔きに適切な時期は20℃を下回らない春〜夏です。
設定温度20℃の室内で、発芽までヒートマットの上で管理します。
扇風機を使用した状態で、植物用のヒートマットを使用すると大体22℃〜24℃くらいです。
種の購入場所
種は多肉植物ワールドさんにて購入しました。数量:10個
水はけの良い用土を使い、発芽するまで、明るい暖かい場所(直射日光は避ける)に置き、用土を湿った状態に保つことが必要です。種を撒くときに覆土は不要です。発芽には2週間〜1ヶ月程度かかりますが、数ヶ月かかる場合もあります。
多肉植物ワールド
前準備
容器はプレステラ 90型を使用します。
実生の前準備は、下記の方法で行っていますので参考にしてください。
種まき
2022/1/30
多肉ワールドさんの説明に沿って覆土をせず、土の上にそっと置きます。
どれが種か分かりづらい感じですが、なるべく均等になるようにパラパラと蒔きます。
腰水
しばらく腰水で管理します。容器にメネデールとダコニールの希釈液を入れました。
ヒートマット
発泡スチロールで作った箱の底にヒートマットを敷いて、その上に容器を置いています。
置き場所は、午前中に数時間日があたる明るい半日陰です。午後からは植物用のLEDをつけています。
成長記録
2022/2/1
少し赤みがかった種です。まだ2日なので特に変化はありません。発芽には2週間〜1ヶ月程度かかるとのことなで、気長に待とうと思います。
2022/2/15
ラップをして湿度をあげてみたところ、2〜3日後に発芽が始まりました。ラップは「グラッド プレスンシール(GLAD Press’n Seal)」を利用しています。詳しくはパキポディウム・ホロンベンセの記事を参考にしてください。
湿度を上げるとカビが心配ですが、しばらくこのまま様子をみます。
2022/6/10
4月に腰水をやめてから、次々と溶けるような感じで消えてゆき残り1つになりました。
アガベ・ポタトルムの失敗の時にも思ったのですが、発芽までに湿度を上げすぎるのも良くないのかと。発芽はするのですが、溶けたり徒長したりとその後の成長が上手くかないような気がしています。といっても、乾きすぎると種が乾燥して発芽しないので、今後はラップはせずに腰水+霧吹きでチャレンジしようと思います。
残り1つもなかなか怪しい感じですが、どうにか持ちこたえています。