コノフィツム・ブルゲリの実生記録(2021年12月〜更新中)

コノフィツム・ブルゲリ(Conophytum Burgeri)の種を2021年12月18日にまきました。実生チャレンジの記録です。

コノフィツム・ブルゲリを蒔いてから
1024日)経過中です。

「メセン類」は冬型の植物で、夏期の7月~9月中旬が休眠期です。
種蒔きに適切な時期は9月中旬〜11月が良いとされています。発芽には気温が20℃程度に下がった頃が安全で、30℃を超えてしまうと、せっかく発芽しても溶けてしまうこともあるようです。
初心者には難しいとされているブルゲリ。
加えてもう12月ですが、室内管理でチャレンジします。エアコンは温度20℃で設定していますが、扇風機を使用していますので、発芽まで植物用のヒートマットで管理します。扇風機を使用した状態で、植物用のヒートマットを使用すると大体22℃〜24℃くらいです。

あらすじ

種の購入場所

種は多肉植物ワールドさんにて購入しました。
コノフィツム・ブルゲリ国内産フレッシュ種子20粒と、
国内産フレッシュ種子と表記のないコノフィツム・ブルゲリ10粒を注文しました。

成長を見比べる目的と、もし花が咲くまで育てることができたら交配用に違う株があった方が良いと考え2種類を購入してみました。メセン類は基本的に自家受粉しないので、株分けではない遺伝子的に異なる別の個体が必要です。
成長するにつれ、いつのまにかぽつぽつと数が減るとうわさのブルゲリ。花が咲く姿が見れるのでしょうか・・

前準備

土の準備

容器はプレステラ 105型を使用します。種蒔後1年間はそのまま育てます。
実生の前準備は、下記の方法で行っていますので参考にしてください。

種まき

2021/12/28

種は少しの風で飛んでいきそうな程とても小さいので、慎重に取り扱います。
包まれている紙を開けるときも勢い余って飛んでいきそうでドキドキします。

今回は数が少ないので爪楊枝を使ってひとつずつ並べようと思いましたが、小さすぎてどこに置いたのか、ちゃんと置けているのかも結局わからない感じになりました。
数が多い場合、なるべく厚くならないように分散して紙から直接蒔くようです。

腰水

腰水で管理します。これから1年間は腰水を継続する予定です。ラップ等で蓋はしていません。

ヒートマット

発泡スチロールで作った箱の底にヒートマットを敷いて、その上に鉢を乗せてます。
エアコンは温度20℃で設定し、ヒートマットの上は大体22℃〜24℃くらいです。
植物用のLEDを当てて管理しています。

成長記録

2022/1/7

国内産フレッシュなブルゲリ
普通のブルゲリ

種が小さすぎて土に置くと更に見えづらくなるのでちゃんと蒔けているか心配でしたが、目で確認できるくらいに成長してくれています。よく見るとキラキラしていて不思議な感じです。
先に発芽したのは国内産のフレッシュの方ですが、数日後に普通のブルゲリも発芽しました。
ヒートマットははずして、エアコンの温度20℃で管理しています。

2022/2/7

国内産フレッシュなブルゲリ 51日経過
普通のブルゲリ 51日経過

少し大きくなってきました。数えてみると、国内産が18個・普通のブルゲリが7個です。
種が小さくて蒔く前の数は数えていませんが、購入時の個数でいうと発芽率は国内産:18/20・普通の7/10です。国内産フレッシュの方が全体的に少し大きい気がします。

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あらすじ